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次世代アスリート育成強化合宿・J-STARプロジェクト4期生検証プログラム合同実施
17日から20日まで高松市内でパラ陸連次世代アスリート育成強化合宿が行われました。12月に開催される「バーレーン2021アジアユースパラ競技大会」に日本代表として連盟の推薦内定をしている5名の選手が参加、選手達は、午前と午後、みっちり競技場でスタートダッシュやタイムトライアルなど練習に打ち込み、夕食後にはアスリートとしての心構えなどの講習会に参加、充実した合宿になりました。
車いす(T54)で100m、400m、800mに出場予定の豊田響心選手(GROP SINCERITE WORLD-AC)は、「(この合宿では)800mをどうやってペースを維持しつつタイムを出して走るのか、100mでは、どれくらい1秒でも縮められるかを考えて練習しています。12月のアジアユースパラではメダルを獲得できるようにしたいです。」と話しました。また、2017年のアジアユースパラ選手権に出場し、今回2回目の出場となる中川もえ選手(西池アスリートクラブ)は「12秒台を出し、強化選手にステップアップしたい。大会ではメダル獲得も狙いたい」と目標を話しました。今合宿も連盟トップパートナーの明治様より、ヨーグルトや牛乳などの栄養サポートのご提供いただき、高松市様からは宿泊先から競技場までの送迎などのサポートをいただきました。ありがとうございました。
この合宿は、JSC競技力向上事業で行われています。
育成強化合宿期間と同じく、J-STARプロジェクト4期生検証プログラム(第1回合宿)も合同で実施されました。12月のアジアユースパラ選手権に連盟から推薦内定を受けている小野寺萌恵選手(岩手県立盛岡となん支援学校)ら4名の選手が参加、国内クラス分け、体力測定などを中心に行い、パラ陸上競技の1歩を踏み始めました。J-STARプロジェクトは、将来オリンピック・パラリンピックなどの国際競技大会で輝く未来のトップアスリートを発掘するプロジェクトで2018年度から活動が始まり、現在、5期生を募集しています。