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ハインリッヒ・ポポフ氏臨時コーチに強化合宿
ドバイグランプリ終了後、同大会で2種目金メダルを獲得した井谷俊介選手(トヨタネッツ東京)他6名の義足選手達はドバイに残り、強化合宿を行いました。この合宿には、臨時コーチとしてハインリッヒ・ポポフ選手(ドイツ)を招いて行われました。ポポフ選手は、T63・大腿義足クラスでリオデジャネイロパラリンピック走り幅跳び金メダリストであり、6m77の世界記録保持者です。(昨年、引退)
ドバイグランプリでも走り幅跳びを中心に日本選手の競技をじっくり視察しました。「トップアスリートの山本 篤選手の他にも日本にはまだまだ伸びる若い選手がいる。その選手達のパフォーマンス向上に少しでも力になれば」とコメント。合宿は、走力の基礎、義足の使い方など多岐に渡り、ポポフコーチの指導に選手達は真剣に耳をかたむけていました。
兎澤朋美選手(T63クラス)コメント
「この合宿では技術を重点的に学びたいです。今までずっと課題にしているSDや、今大会での反省点となった走り幅跳びの踏切など、今シーズンを良いものにしていく為に必要なことがまだまだ沢山あるので、一つでも多くのことを習得出来る4日間にしていきたいと思います。」
井谷俊介選手(T64クラス)コメント
「普段のコーチ、トレーナーからは違うポポフ氏からのアドバイスをもらうことで新たな発見を得て成長に繋げたいです。ドイツのフェリックス選手の練習方法や今の自分との差を教えてもらうことでレベルアップに繋げたい。スタートの前傾姿勢、加速力を得るにはどう体を使えば良いのかポポフ氏から学ぶことで世界選手権、東京パラリンピックでの活躍に繋げたい。」
この合宿はJSC競技力向上事業として行わています。
撮影 越智貴雄/カンパラプレス