【世界パラ陸上競技選手権大会ロンドン２０１７・９日目】

　日本女子選手で最後の出場となった女子砲丸投げ（Ｆ36）に出場した藤田真理子選手（フィットネス21事業団）が今シーズンベストとなる6ｍ37で銅メダルを獲得しました。藤田選手は、「シーズンベストを絶対に出したいと思っていたので嬉しかった。まさかのメダルでうれしいの一言。応援してくれた皆さんに感謝です」と喜びを語りました。藤田選手は、パラリンピックに３回出場しているベテランです。佐藤投てきコーチも「技術的な事は言わず、しっかり頑張れ」と送り出した様ですが「まさまメダルを獲得するとは思わなかった」と笑顔で話しました。今大会、投てき種目で初のメダル獲得です。藤田選手は「今日は非常に寒かったので、体を冷やさない様に競技中は常に動いていた。緊張もせず普段通り投げる事ができました」とベテランらしく落ち着いて競技に集中していました。おめでとうございます。（撮影：吉田直人）