世界パラ陸上競技選手権・高田選手銀メダル獲得!
【世界パラ陸上競技選手権大会ロンドン2017・7日目】
女子走り幅跳び(T11)に出場した高田千明選手(ほけんの窓口)、コーラー大森盛一さんのペアが銀メダルを獲得しました。自身の持つ日本記録を更新する4m49の跳躍でした。高田選手は「銀メダル獲得は、素直に嬉しいです。最近、日本の試合で真っ直ぐに走れてなくてなかなか真っ直ぐにジャンプの体制に入れなかったので、今日は、真っ直ぐ走ってジャンプする事を思っていました。」と喜びを語りました。コーラー(視覚障がい者の幅跳びなどをする際のガイド役)でもあり、コーチでもある大森盛一さんは「スピードは昨年より格段に上がっていたので、メダルは取れると思っていた。素晴らしい」と話しました。
これからについては、「今大会は、自己記録更新とメダル獲得を目標にリオ以降練習に励んできました。来年、再来年と大きな大会が続きますが、自己記録塗りかえつつ、2020年では金メダルを目指したい」と笑顔で話しました。高田選手から大森さんに対しての贈る言葉は、「(コーチや親などに感謝の気持ちで渡せるように)今大会はメダル2つもらえるらしいので、大森さんにお渡しいたします。」と笑顔で話し、大森さんは「メダル獲得重視が目標だったので、良い跳躍だったと思います」とこちらも笑顔で話しました。
最後に、観客の声援が心配だったようですが、「しーっとアナウンスが流れると観客も静かにしてくれたりしてイギリスの方々は競技をよく知っている。マナーが素晴らしかった」と観客の方々にも感謝していました。おめでとうございました。