2017 World Para Athletics Beijing Grand Prix(15日)
2017-05-16 |
2017 World Para Athletics Beijing Grand Prix(15日)
育成指定強化選手の佐々木真菜選手と今回一般参加で出場した佐藤智美選手(共に東邦銀行)が、日頃の練習の成果を発揮し、今大会を終了しました。まずは、女子400m(T13)に出場した佐々木真菜選手。今大会初日に行われた200mは27秒24、今日の400mでは、60秒98のタイムで日本記録更新に迫る走りで調子の良さを窺わせました。6日に開催された「大分パラ陸上」で200m、400mで日本記録を更新、7月に開催される世界パラ陸上競技選手権(ロンドン)の出場資格を得るための世界ランキングもアップし、初出場へ一歩近づきました。「思っていた通りの走りはできたと思います。(400mで)海外の大会で60秒台のタイムを出せたことは少し成長したと思います。次は59秒台を目指したい」と笑顔で話しました。(写真左)
続いて、前日(14日)、女子100m(T13)で自身の持つ日本記録を更新した佐藤智美選手は「やっと13秒の壁を破る事ができてうれしいです。(タイムは12秒95)日頃の練習の成果が出ていると思います。まだ世界との差はありますが縮められるように頑張っていきたい。」と話し、3回目となる世界選手権出場を目指します。両選手ともに、東邦銀行陸上部で健常者のアスリートと一緒に毎日練習をして切磋琢磨しています。指導する渡辺真弓コーチは「海外の大会で自己記録更新またはそれに近い記録を出せたことは評価したい。健常者と一緒に練習していることで、いい感覚がつかめてきたのではないか。」と二人の走りに合格点を与え「二人には世界で勝負できる選手になって欲しい」と話しました。 (写真右) |
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