「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」大会初日　唐澤選手金メダル！

　2025年9月27日、インド・ニューデリーで「ニューデリー2025世界パラ陸上競技選手権大会」が開幕しました。（10月5日まで）

 　大会初日、T11クラス(視覚障がい)男子5000ｍ決勝で唐澤剣也選手(ＳＵＢＡＲＵ)、ガイド清水琢馬、堀越翔人が15分23秒38のタイムで金メダルを獲得しました。日本チームメダル第一号。唐澤選手は世界選手権同種目4大会連続のメダル獲得となりました。非常に暑い条件の中、唐澤選手は前半2，3番手に位置し3000ｍ辺りからペースを上げトップに立つとそのままフィニッシュ。2大会ぶりの金メダル獲得となりました。

〇唐澤選手コメント

「清水、堀越ガイド二人共に素晴らしいレースをしてくれました。暑い環境なのでスローペースを想定してレースに入りました。想定通りスローで、前半、2，3番手の良い位置で力を使わず走ることができ、堀越ガイドにつなぐ前に先頭に出ました。（8周終わった段階で清水ガイドから交代）プラン通りでした。(日本で応援してくれている方々に）チーム唐澤として金メダルを獲得できました。これも支えてくれる方々のお陰です。ありがとうございました。次の1500ｍに向けてしっかり準備して臨みたい」

〇清水ガイド

「昨年のパリパラリンピック（銀メダル）が悔しい結果だったのでこの1年間必死になって練習してきた。ガイドにお願いされたときに唐澤選手に金メダルを取らせることを目標にしていたので今回獲得できて良かったです」

〇堀越ガイド

「前半、唐澤さんと清水さんが良い流れを作ってくれて、予定通り先頭で戻ってくることだったので、自分もその準備はできていたので走りやすかったです」