WPAグランプリパリ大会 100mで井谷選手アジア記録更新!澤田選手日本記録更新!
8月29日、パリ大会初日に井谷俊介選手(T64クラス・SMBC日興証券)が100m予選で11秒47のタイムで自身の持つ日本記録、アジア記録を更新しました。スタートから中盤の加速と申し分ない走りに、レース後「ついに11秒前半のタイムを出せました。良い走りだったと思います。11月の世界選手権に向けて海外の速い選手と競い合えたことは良い物差しになった。」と笑顔で話しました。2時間後の決勝は予選の疲れがあったためか11秒58のタイムで3位でしたが「予選より良い感じでしたが、向かい風がきつかった。その状況で11秒58のタイムは自信を持って良いと思う。重点的に取り組んでいるスタートと中盤の走りを更に強化して世界選手権に向けてしっかり準備していきたい」と意気込みました。
同じく100mで澤田優蘭選手(T12クラス・マッシュスポーツラボ)が12秒39のタイムで日本記録を更新しました。順位は2位でしたが競技後、伴走の塩川竜平さんと共に澤田選手は「12秒5秒台を切ってやっと記録更新できました」と笑顔で話しました。塩川さんは「納得いくタイムで走れました」と話し、澤田選手は「調子は悪くなかった。この大会は世界選手権に向けて確認の大会でもあり、海外の速い選手と走れた事は良かった」とコメント。