JPA 一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟

世界パラ陸上競技選手権・選手コメント(9日目)

 男子車いす5000m(T54)予選1組目に渡辺 勝選手(TOPPAN)が出場、11分07秒52で3位に入り、明日の大会最終日に行われる決勝に進出しました。また、2組目には、樋口政幸選手(プーマジャパン)が10分41秒02で同じく3位に入りこちらも決勝進出を果たしました。

渡辺選手は「過去の大会も含めて、予選のあるレースで勝ち残っての決勝進出は(どの距離でも)初めてなので、良かったです。ホッとしています。レース前に他の選手と話していたレース展開と実際は違ったので、確実に3着をとらないとまずいなと思って切り替え、後手でなく、自分からいくというレース運びができたのでよかったです。決勝は、ラストラップでどこにいるかだけに狙いを絞り、あとは自分の力しだい。頑張ります。」と意気込みました。

また、樋口選手は「1組目で渡辺選手が着順で決勝進出を決めてくれたこともあり、気兼ねなくレースができました。残り1本、決勝では、しっかり決めたいと思います。」と話しました。マルセル・フグ選手(スイス)ら、世界トップ選手達に混ざって日本人2選手がどんな活躍するか楽しみです。応援よろしくお願いいたします。(協力:星野恭子)

樋口選手



女子200m(T44)予選に出場した高桑早生選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)が出場、29秒22で決勝進出はなりませんでした。高桑選手は「「これがラスト1本」という気持ちで走り、今自分にできることは精一杯やりましたし、外側のレーンに選手が一人いるなかでカーブの先頭に立てたことは自分にとって自信になったし、自分らしいレースができたと思います。」今大会は、100m、走り幅跳び、200mの3種目に出場した高桑選手は「(ドーハでは幅跳びで銅、リオは決勝進出だが、今回はメダル無し、予選2種目敗退の結果は)めちゃめちゃ悔しいです。いつも調子がいいわけではないので、これも経験。このままでは追われない。より、東京に向けて気合が入ったし、パラリンピックのメダリストにならなければと改めて強く思いました。」と今大会を振り返りました。

女子100m(T38)に昨日、400mで銀メダルを獲得した高松佑圭選手(堺ファインズ)が出場、自己記録更新の14秒32で8位でした。高松選手は今大会、全種目で自己記録更新となりました。「疲れは少しありました。これからは13秒台を出していきたい。」と笑顔で話しました。今大会を振り返って「どの種目も良かったです。特に400mはとても満足しています。」と話しました。(撮影:吉田直人)




男子1500m(T37)に出場した井草貴文選手(AC・KITA)が4分48秒51で6位の結果でした。ペースが遅めの中、粘りの走りで6位入賞を果たし、井草選手は「終始スローペースだったので、自分とは走力の大きく違う選手にもついていくことはできました。ただ記録という意味では、前に出るにも出られず、ふがいないなかったと思います。中盤で前に出て、いいペースメーカーにされて力を使い果たしてしまったらいけないと思い、後方待機となりました。残念ですが、今の自分の実力が出たかなと思います。」と話しました。今大会を振り返って「この大観衆のなかで走れたこと。大舞台慣れができたと思います。日本ではなかなかない経験です。課題は800mも1500mもラストスパートでのスピードの切り替え。まだまだ磨くところがあるし、それが伸びしろだと思って、3年後に向けてがんばりたいです。」と話しました。

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