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7月30日 全日本実業団 Premium Challenge Games in ISE
30日(土)、三重県・三重交通Gスポーツの杜伊勢 陸上競技場で「全日本実業団 Premium Challenge Games in ISE」が開催され、障がい有無関係なく一緒に競技が行われました。
男子100mでは、T64クラス(義足)の井谷俊介選手(SMBC日興証券)が11秒31(+1.7)のタイムでパラ陸上競技の日本記録・アジア記録を更新しました。三重県大紀町出身の井谷選手は「この大会にパラ選手も出れるとなったときから調子をあわせてきた」と話す通り1回目の100mでは、追い風参考ながら11秒28(+2.6)のタイムでフィニッシュするなど好調を維持し、2回目の100mの記録につなげました。競技後井谷選手は「三重県の大会で家族や知人、大紀町町長も応援に来ていたので良い走りを見せることができてうれしい。健常者の方と一緒に走れたことも良い刺激になった。」と話しました。また、ライバルで東京パラリンピックに出場した大島健吾選手(名古屋学院大AC)にタイムで勝ったのは約3年ぶりで「ずっと勝てなくて悔しかった。もう無理かなと思ったときもあったが諦めずに続けてきて良かった。」と感極まった様子でした。今シーズン、大島選手と直接対決はまだありませんが、今後の二人の対決が楽しみです。おめでとうございました。