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2021愛知パラ陸上競技フェスティバル 6月20日開催しました。
6月20日、愛知県・いちい信金スポーツセンター(一宮総合運動場陸上競技場)で「2021愛知パラ陸上競技フェスティバル」が開催されました。70名の選手が参加し、東京2020パラリンピックに内定しているT63クラス・山本 篤選手、前川 楓選手(共に新日本住設)、怪我から復帰したT12クラス澤田優蘭選手(マッシュホールディングス)も出場しました。
山本選手は、走り幅跳びで1回目に6m31を跳び、2回目には追い風参考(+4.3m)ながら6m59をマークするなど、パラリンピック本番に向けて着々と準備が進んでいます。競技後の取材にも今日の跳躍に手応えを感じながら「色々試している中で良い時と、悪い時を確認できたので良かった。これから精度が上がればもっとまだまだ行ける手応えがある。」と話しました。今日は父の日でお子さんに似顔絵の入った紙皿をプレゼントされたようで「とても嬉しかった。子供の成長を日々感じる」とうれしそうに話してくれました。
一方、山本選手の指導を受けている前川選手も追い風参考ながら4m53、最終跳躍で4m41(+2.0m)を跳び、笑顔でインタビューに答えました。「なかなか4m20台から抜け出す事が出来なかったので、今日の結果についてはすごくうれしいです。全力で走って全力で踏み切る事だけを考えました。まだ、課題はありますがこれからしっかり詰めていきたい」と話しました。同じT63クラスで切磋琢磨する兎澤朋美選手(富士通)については「二人で毎大会競い合っていく事が世界に挑んでいくときに大切な事だと思うので、兎澤選手のためにも自分のためにももっと記録を伸ばしていきたい」と意気込みを話しました。
1月末に左足ふくらはぎを怪我して3か月以上走れなかった時期が続き、リハビリを続け今大会から復帰した澤田選手は100mを13秒36のタイムでした。澤田選手は、「リハビリに時間がかかりましたが、今日、試合に出れるようになって順調に回復していると思う。」としっかり走れた事に合格点を与えました。ガイドの塩川竜平さんは「ダッシュ系のトレーニングが出来ていないので、今日は8割程度の力で走った。まずは無事に走れた事は良かった」とこちらも今日の走りに良い感触を得た様子。東京2020パラリンピックから初の種目となるユニバーサルリレーでは1走として出場が有力視される澤田選手は「怪我でなかなかベストメンバーが組めなかったが、来週の日本選手権(大阪・長居)に走る事になっているので万全な体制で臨んで日本チームとして記録更新を狙っていきたい」と話しました。
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