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「WPA公認 2021ジャパンパラ陸上競技大会」開催 アジア新9、日本新25、大会新56誕生
4月24日、25日に香川県高松市屋島レクザムフィールドで「WPA公認 2021ジャパンパラ陸上競技大会」が行われました。初日は、男子175名、女子65名の244名、2日目は男子211名、女子77名の288名の選手が参加しました。
初日、注目を集めた100m(義足T64)で、大島健吾選手(名古屋学院大学)が11秒37(風力−1.2)のタイムで自身の持つアジア記録を更新。競技後大島選手は「まだまだ速く走れると思う。さらに実力をつけていきたい」と更なる意気込みを話しました。また、知的障がいクラス(T20)では男子1500mで赤井大樹選手(十川ゴム)が3分53秒35のタイムでこちらも自身の持つアジア記録を更新しました。
最終日は、女子走り幅跳び(義足T63)で兎澤朋美選手(富士通)が4m56のアジア記録更新の跳躍で優勝しました。競技後「向かい風でも記録を出せて良かった。冬の練習の効果がでている」と話しました。兎澤選手は2019年の世界選手権で銅メダルを獲得、東京2020パラリンピックに推薦内定選手です。大学を卒業し4月から社会人1年生となってのデビュー戦を見事に優勝で飾りました。
今大会は、アジア新記録9、日本新記録25、大会新記録56、大会タイ記録1が誕生しました。
大会開催に向けて準備、ご協力いただきました香川県高松市の皆様はじめ関係各所の皆様に心から御礼申し上げます。