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東京マラソン車いすマラソンの部 男子鈴木朋樹選手、女子喜納 翼選手共に大会記録更新で優勝
3月1日、東京マラソン(東京都庁~東京駅前)がおこなわれ、車いすマラソンの部では男子で鈴木朋樹選手(トヨタ自動車)が1時間21分52秒、女子で喜納 翼選手(タイヤランド沖縄)が1時間40分00秒で両選手共に大会記録を更新して優勝しました。両選手共に東京マラソン初優勝になります。
鈴木選手は、8キロ付近から独走態勢に入り、35キロ付近まで日本記録を更新するペースで快走、従来の大会記録を4分近く更新してフィニッシュ。自身のマラソン自己記録も更新する見事な走りでした。鈴木選手は「海外選手がいれば違った展開になったと思うが、優勝できたことはうれしい。天気も良く風も気にならなくて気持ちよく走れた。」と話しました。
一方、喜納選手も序盤から一人旅の走りで1時間40分でフィニッシュ。大会前の会見で目標タイムを「1時間40分」と答え、ピッタリ目標通りのタイムでした。「目標通り(タイムと優勝)で良かったです。(東京パラリンピック出場に向けて)しっかり調整していきたい」と笑顔で話しました。喜納選手は昨年11月の大分国際車いすマラソンで日本記録を更新し、そして今大会優勝と非常に力をつけてきました。次のレースは3月8日の名古屋ウィメンズホイールチェアマラソンに出場予定です。
優勝した鈴木選手、喜納選手は4月26日にロンドンで開催される「パラ陸上マラソンワールドカップ」に日本代表として出場が決まっています。海外のトップ選手が集まる大会で、両選手がどんな走りをするか楽しみです。
おめでとうございました。
写真「ⓒ東京マラソン財団」