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中四国パラ陸上 パラ陸上車いすレジェンド対決実施!F57萩本選手3大会連続日本記録更新

 29日、中国・四国パラ陸上競技大会が高松市・屋島レクザムフィールドで開催され、選手96名が参加し競技を競いました。海外からは、高松市のホストタウン、共生社会ホストタウンとして交流している台湾の選手5名が参加しました。開会式では、台湾パラリンピック委員会から日本パラ陸上競技連盟へ記念品が贈呈されました。

午後には、パラ陸上レジェンド対決が行われ、観戦者から大きな声援が送られました。男子車いす800m招待競技に出場したのは、北京パラリンピック車いすマラソン銀メダリスト笹原廣喜さん(大分県)、パラリンピック7大会出場永尾嘉章さん(兵庫県)、アトランタパラリンピック出場の辰巳晃一さん(愛知県)、シドニーパラリンピック出場の渡邉幹司選手(広島県)、パラリンピック3大会出場の山本行文さん(熊本県)、パラリンピック2大会出場の田中秀夫さん(山口県)の代わりに現役の松永仁志選手(パラリンピック3大会出場)の6選手。レースはやはり現役の松永選手が勝ちましたが、全員しっかり完走しました。永尾さんは「疲れました。でも3年ぶりにトラックを走ったが気持ち良かった。現役の時にタイムスリップした感じ。まだまだみんな元気だし、また走りたいね」と心地よい疲れを感じながら話しました。前日(28日)には、パラ競技を知ってもらうために全員が市内の各学校を回り、パラ競技の話をするなど普及活動にも力を入れていただきました。

 

 

大会は、F57クラスの砲丸投げで、55歳の大ベテラン萩本昇選手(兵庫パラ陸協)が日本パラ、愛知パラに続いて3大会連続で日本記録を更新しました。(写真)1投目に8m33で日本記録を更新すると5投目に8m34を投げ更に更新しました。「調子は良かったので狙っていました。次回はジャパンパラ(岐阜)で8m50を目標に明日からしっかり調整していきたい」と意気込みました。また、F34クラス女子円盤投げで別府礼子選手が日本記録を更新しました。

 

おめでとうございました。

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