上与那原寛和選手のご逝去に関するお知らせ
【訃報】上与那原寛和選手のご逝去に関するお知らせ
パラ陸上競技のパラリンピック・メダリストであり、本連盟強化指定選手の上与那原寛和(うえよなばる ひろかず)選手が、2026年9月26日夕刻、永眠いたしました(享年55歳)。同月19日朝の練習中に交通事故に遭い、意識不明の状態で治療を受けておりました。
上与那原選手は、2000年に交通事故で四肢麻痺を受障し、2003年より沖縄県内の車いす陸上クラブでパラ陸上競技を始めました。初出場となった北京2008パラリンピックでは男子マラソン(T52クラス)で銀メダルを獲得。その後も、東京2020パラリンピックでの2個の銅メダルなど、主要国際大会で数々の優れた成績を収めました。昨年開催されたニューデリー2025世界パラ陸上選手権でも、54歳にして2つの銀メダルを獲得するなど、長年にわたり世界の第一線に立ち続け、まさに「鉄人」と呼ぶにふさわしい活躍をみせました。
普段の上与那原選手は、いつも屈託のない笑顔で周囲に接し、多くの選手から慕われ、尊敬される存在でした。競技に真摯に向き合い、挑戦を続けるその姿は、若手選手にとって大きな目標であり、模範となっていました。
生前、上与那原選手にお寄せいただきましたご厚誼に深く感謝申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を表します。
また、長年にわたり上与那原選手の競技生活を支えてこられたご家族の皆様に深い敬意と感謝を表します。
日本パラ陸上競技連盟・会長 増田 明美 コメント
「回復を祈っていましたが、悲しいです。
後輩達から「ばるサン」と呼ばれ慕われていた上与那原さんは、競技の実績はもちろん、いつもお日さまのような笑顔で選手の育成にも熱心でした。
ばるサンの思いを、これからも皆で受け継いでいきます。」
上与那原 寛和選手 プロフィール
1971年5月22日生(享年55歳)
沖縄県沖縄市出身
車いすT52クラス
<主な戦績>
2008年北京パラリンピック マラソン銀メダル
2012年ロンドンパラリンピック 800m 7位
2016年リオデジャネイロパラリンピック 400m6位、1500m4位
2021年東京パラリンピック 400m銅メダル、1500m銅メダル
そのほか、世界選手権、アジアパラ競技大会など主要国際大会で数多くのメダルを獲得しました。
































