8日、世田谷区立総合運動場陸上競技場で「ユニバーサルスポーツイベント in SETAGAYA」が開催されました。このイベントは、運動の得意不得意、障がいの有無にかかわらず、誰もが気軽に一緒にスポーツを楽しめる事を目的に2019年から始まったイベントで、新型コロナウイルスの影響もあり、3年ぶりの開催となりました。講師は、日本体育大学陸上競技部パラアスリートブロック、陸上競技中長距離チーム「TWOLAPS TRACK CLUB」の選手、コーチの方々が指導しました。走る、跳ぶ、投げるの陸上競技クリニックやボッチャ、フライングディスク、ペガーボールの「パラスポーツ体験」が行われ、参加した子供達は寒さにも負けず元気に笑顔で走り、跳び、投げていました。ラストは参加者全員でリレーが実施され、講師たちも参加し大いに盛り上がりました。閉会式でパラアスリート代表して辻　沙絵選手が「みなさんの目が輝いて競技しているところを見て私も勇気をもらいました。来年も是非、参加したいと思います」と話しました。

また、2024年に開催される「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」PRとして、座位投てき体験会も実施され、講師の大槻浩二選手のアドバイスを受け、たくさんの方々がパラ陸上ならではの座位投てき競技を体験しました。組織委員会担当者は「来年、是非、たくさんの方々に神戸の大会を見に来てください。」とPRしました。