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2021世界パラ陸上競技選手権大会アンバサダーに室伏広治さん、山本篤選手が就任
2021年9月に神戸市で開催される「第10回世界パラ陸上競技選手権大会」の大会をPRするアンバサダーにアテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんとパラ陸連から山本 篤選手(新日本住設)が就任、17日、神戸市役所で発表がありました。
2020年東京パラリンピック出場内定をしている山本選手は「アンバサダーとして、この大会がどのようにしたら盛り上がるのか、また大会が終了した後に何が残るのかを考えながら関わっていきたい。パラ陸上の大会の特徴としては、車いすや投てき台、義足などの道具を使って競技をしたり、(ブラインド競技)伴走者と競技者が一緒に走ったりすることです。色んな形で競技をするところを見ていただきたい。また、パラリンピックの翌年に開催されるので、非常に高いレベルの競技を皆さんに見てもらえると思うので、観客で満員の会場で競技ができることをとても楽しみにしています。」と話しました。室伏広治さんは「パラリンピックは、障がいを持った方のスポーツで、オリンピアンの私から見ても、人間の限界はどこにあるんだろうと改めて感じさせられるところがあります。みなさんにも実際に感じていただきたいし、また教育的な面でも非常に良いことなので、ご家族で大会を見ていただきたいです。常に観客でいっぱいのフルスタジアムになってほしい。私自身、できる限りサポートしていきたい。」と話しました。
大会実行委員会会長である増田明美日本パラ陸上競技連盟会長は「影響力のあるお二人なので大変心強い人です。室伏広治さんは、オリンピック・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターをされていて、たくさんの世界の情報をご存じであり、オリンピック・パラリンピックの経験も本大会にもどんどん活かしてほしい。山本篤さんは、パラ陸上界のスーパースターであり、また様々な経験をされているので、その経験をどんどん発信していただければと思います。お二人がアンバサダーに就任していただいたおかげで、たくさんの方が集まってくれて、大会のグレードが上がった。本当にありがとうございます。」と話しました。
世界パラ陸上競技選手権大会は2年に1度開催され、2021年9月17日~26日まで開催。約100の国と地域から参加があり、会場は、神戸市総合運動公園ユニバー記念競技場になります。
写真:世界パラ陸上競技選手権大会実行委員会撮影