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世界パラ陸上競技選手権に向けて代表合宿開催
11月に開催される「2019ドバイ世界パラ陸上競技選手権大会」に出場する日本代表選手の合宿が9月30日から10月3日まで香川県・高松市で行われ、31名の選手が参加しました。各選手共に、精力的に汗を流し、本番に向けて着々と準備していました。大会期間中、男子主将は鈴木朋樹選手(トヨタ自動車)、女子主将は高桑早生選手(NTT東日本)に決まり、鈴木選手は「自分はまだ経験も浅いが、2020年を考えたときにとてもいい経験になると思います。選手の上に立ってまとめるのはなかなかできない仕事で、こういった貴重な経験を生かしたいです。(主将として)精一杯頑張りたいと思います。」高桑選手は「しっかりコミュニケーション取って務めていきたい。個人では来年の東京パラの出場権を獲得できるように、日本人トップで4位以上というところを目標に頑張りたいです。」と主将としての意気込みを話しました。
合宿では、開催地がドバイということもあり、暑さが気になるところで、暑熱対策などの講義やアンチドーピングの講義もあり、選手達は真剣に耳をかたむけていました。
初日(30日)には、この合宿をバックアップしていただいている高松市様にお礼を兼ねて連盟から指宿 立強化委員長、選手を代表して山本 篤選手(新日本住設)、高桑早生選手が大西秀人高松市長の所に表敬訪問に訪れました。両選手から昨年の日本パラ選手権開催と今回の合宿でのサポートのお礼の話があり、大西市長からは「本番に向けてしっかり頑張って欲しい。高松市もしっかりサポートしていきたい」と心強いお話を頂戴いたしました。
期間中には、地元の中学校、小学校の生徒達も練習に見学に訪れ、松永仁志選手(今合宿はコーチ)による車イスレーサー体験会なども実施されました。
今回の合宿にあたり、高松市様はじめ関係各所の皆様方に素晴らしいサポートをしていただきました。心より感謝申し上げます。11月の世界パラで素晴らしい結果を出す事で皆様に恩返ししたいと思っております。応援よろしくお願いいたします。
この事業はJSC競技力向上事業で実施されています。
撮影:越智貴雄/カンパラプレス・日本パラ陸上競技連盟