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第103回日本陸上競技選手権大会 男子車いす1500m地元福岡出身の渡辺選手が優勝
福岡・博多の森陸上競技場で27日から開催されている「第103回日本陸上競技選手権大会」(主催:日本陸上競技連盟)最終日(30日)、パラ陸上競技男子車いす1500m(T54クラス)が組み込まれ、地元福岡出身の渡辺 勝選手(凸版印刷)が3分06秒で優勝しました。
レースは鈴木朋樹選手(トヨタ自動車)がスタートから引っ張り、渡辺選手は後方から虎視眈々と勝負所を見極め、最後は日本記録保持者樋口政幸選手(プーマジャパン)、鈴木選手に競り勝ちました。
渡辺選手は「日本選手権初開催の地元の福岡で勝てたことはすごくうれしいです。支えてくれている家族や友人も応援に来てくれて力をもらいました。(レース展開は)後方から冷静にレース状況を見れたと思います。勝てた事は自信になったし11月の世界選手権出場に向けて次も頑張りたい」と話しました。
競技中は、増田明美パラ陸連会長が場内アナウンスで競技を盛り上げ、小雨の中、たくさんの観戦に訪れた方々に応援いただきました。昨日(29日)には、2020年東京パラリンピック陸上競技の注目競技であるユニバーサルリレーが行われ、2チームが出場し、こちらも選手達に多くの声援をいただきました。ありがとうございました。