スイスシリーズ スイス大会シリーズ
2017-05-29 |
スイスシリーズ スイス大会シリーズ
5月25日から6月5日に渡り、トラック3大会が行なわれるスイスシリーズが始まりました。 7月の世界パラ陸上競技選手権大会出場に向けて、多数の車いす選手が出場しています。 シリーズ初戦となるダニエラユッツェラーメモリアル大会では、早くも若手が好記録をマークし、実りある遠征になる事が期待されます。 リオパラリンピックにも出場した久保恒造選手(日立ソリューションズ)が5000m(T53/54)で日本新記録となる9分52秒63で5位入賞を果たしました。(従来の記録:洞ノ上浩太選手(ヤフージャパン)の9分55秒04・2010年記録)久保選手は、「トップ選手が多い中で、少しでも良い着順をとれたらと思いレースに挑みました。結果は5位で日本記録を更新できました。現状を考えると上出来だったと思います。」と笑顔で話しました。 若手選手は、続々と自己記録を更新しているようです。鈴木朋樹選手(トヨタ自動車)は、400m、800mで自己ベストを更新しました。鈴木選手は「両種目ともスタートがうまくいった感触は無かったが、結果的に好記録だったのはトレーニングが適切だったこと、また、レースに合わせられた事があったからだと思います。この勢いのままシリーズ戦を競いたいです。」と意気込みました。また、100mでは、生馬知季選手(GROP SINCERITE WORLD-AC)が自己ベストを更新。「スタートを力まず出られたのが好記録につながったと思う。やってきた事は間違っていないと感じているので最後の大会までがんばります!」同じく西勇輝選手(野村不動産パートナーズ)が、100m、400mで自己ベスト更新。「スイス入りしてから調子も良く、2種目で自己ベストを出せたのはシリーズ初戦としては弾みとなる結果だった。これに満足せずさらに上を目指したい。」と話しました。 世界トップの選手が集結しているスイスシリーズ。日本の選手達がどこまで食らいついていくか注目です。 |
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