ドバイ2017グランプリ 最終日(芦田選手/山本選手)
2017-03-28 |
ドバイ2017グランプリ 最終日(芦田選手/山本選手)
ダイナミックな幅跳びの芦田選手(写真左)と世界選手権3連覇を目指す山本選手(写真右)
撮影:越智貴雄/カンパラプレス
昨日の男子走り幅跳び(T42-47)表彰式が行われ、金メダルに芦田 創選手(トヨタ自動車)、銀メダルに山本 篤選手(スズキ浜松AC)が表彰されました。芦田田選手の記録は1回目の跳躍の6m82。「幅跳びの感覚はあまりよくなかったが、悪い中でも跳べているのは成長した感じがある。ただ、7メートルオーバーで常に勝負していかないとトップと戦えない。」と先を見てのコメント。また、幅跳びの前に行われた100mでは11秒64で銀メダルを獲得。4年ぶりに自己記録更新で、短距離でも今後の活躍が期待されます。走りについては、「最低限の走りはできた。こちらもメダルを取る事を意識して勝負していきたい」と意気込みました。この大会の後に行われるシャルジャでの大会では、1年半ぶりとなる三段跳びを再挑戦。世界選手権では、幅跳びと三段跳びでメダル獲得を狙います。
幅跳び6m11の記録だった山本選手は昨年まで使用していた競技用義足を変えて挑みました。「今回は(新しい)義足を試してみたが、今一つだったかな。ただ、最低ラインの6mは跳べたので今大会としては良かった。」ただ、走る方には満足していないようで「走り込めていない。トップスピードの時に足が追いついていない」と話しました。今年は、走り幅跳びで世界選手権3連覇が目標であり、今後の大会で調子を上げていく山本選手に注目です。 |
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