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【パリ2024パラリンピック】陸上競技第9日目(9月7日)
【パリ2024パラリンピック】陸上競技第9日目(9月7日)
男子走り幅跳び(視覚障がい・T13)に福永凌太選手(日本体育大学)が出場しました。福永選手は、今大会400mで銀メダルを獲得しています。跳躍ごとに記録を伸ばしていき最終跳躍で6m55のシーズンベストで7位となりました。福永選手は「400mの練習を重きを置いているけれど大事なところは一緒かなと思っているので、しっかり準備してメダルを狙え、自己ベストを更新していけるような挑戦はしていきたい」と話しました。
女子100m予選(義足・T63)に兎澤朋美選手(富士通)、前川楓選手(新日本住設)が出場し、兎澤選手15秒85、前川選手16秒34で共に決勝には進出できませんでした。兎澤選手は、5日の走り幅跳びは5位入賞しています。「両種目ともに悔しい結果でした。私が競技してきた中で一番の大歓声だったので楽しく競技はできた。まだまだ力不足なのでまた頑張りたい」と今大会を振り返りました。一方の前川選手も走り幅跳びにも出場して4m50で6位の結果で、「(100mは)めちゃくちゃ緊張しました。幅跳びよりもずっと緊張しました。東京パラが終わって3年間やってきて終わるのは一瞬だなと感じた。ただ、その過程が自分の力になっているなと思う」と振り返りました。
男子200m決勝(義足・T64)に井谷俊介選手(SMBC日興証券)が出場し23秒50のシーズンベストの7位の結果でした。「前半勝負だと思って走ったが、海外の選手達は自分の得意としているところの更に上にいるなと感じた。自分を支えてくれた方々のお陰でこの舞台に立てたことを再認識できた1日だった。」と満足そうに話しました。
女子400m予選(視覚障がい・T13)に佐々木真菜選手(東邦銀行)が決勝に出場、58秒35のシーズンベストのタイムでフィニッシュで予選と同じく7位の結果でした。「世界記録更新するくらいレベルが高かったです。でもその舞台に立って走れたことは、今までと違った成長を見せれたかなと思います。大観衆の中で走れたことは幸せでした。次、4年後にどれくらい成長できるかを楽しみながら速くなっていきたい。また陸上競技の魅力を色々な人に伝えていきたい」と話しました。両選手ともに今大会の経験を生かして4年後のロス大会でどれくらい成長した姿を見せてくれるか楽しみです。